日本語の会話(かいわ)では、
相手に失礼(しつれい)にならないように ていねいに断ることがとても大切です。
しかし、日本語の断り方は、
・あいまいに言う
・ストレートに言わない
ことが多く、日本語学習者には少しむずかしいこともあります。
ここでは、やさしい日本語で、自然(しぜん)でていねいな断り方を紹介します。
「です・ます」で言い、文を短くするのがポイントです。
誘い(さそい)を断る ときの言い方
友達(ともだち)や同僚(どうりょう)に食事(しょくじ)やイベントに誘われたときの断り方です。
✔ 基本の形
👉 「すみません」+「〜は ちょっと…」+(理由)
これは、日本人がよく使う、やわらかい断り方です。
🔹 会話の例
A: こんしゅうの土曜日(どようび)、いっしょに飲(の)みに行きませんか?
B: すみません。土曜日はちょっと……。
A: そうですか。
B: 友だちと約束(やくそく)が ありますから。
B: また今度(こんど)、おねがいします。
🔴 ポイント
- 最初に「すみません」
→ やわらかく聞こえます。 - 「〜は ちょっと…」でやんわり断る
→ 詳しく言わなくても、相手は「難しいんだな」と理解します。 - 理由を短く言う
→「用事(ようじ)があります」「いそがしいです」など、かんたんでOK。 - 未来へつなげる言い方
→「また今度(こんど)」「またさそってください」
お店でサービスを断るとき
レジで言われる「袋(ふくろ)いりますか?」の返事など、サービスを断りたいときです。
✔ 一番ていねいな言い方
👉 「いいえ、けっこうです」
「いりません」よりもやわらかく、ていねいに聞こえます。
❗ 注意:「大丈夫(だいじょうぶ)です」はダメなときがある
「大丈夫です」は「はい(必要です)」の意味にも
「いいえ(必要ありません)」の意味にもなるため、誤解(ごかい)されやすいです。
断るときは、はっきり言いましょう。
例:
- 「いいえ、けっこうです」
- 「いいえ、いりません」
お願いや仕事の依頼(いらい)を断る とき
仕事で「これをお願いします」と言われたけど、できないときの断り方です。
✔ 正しい言い方
👉 「すみません、できません。」
遠まわしに言う必要はありません。
できないときは、正直に伝えます。
🔹 会話の例
A: あしたまでに、このレポートを書いてください。
B: すみません。できません。
B: 明日は、ほかの仕事がありますから。
🔴 ポイント
- 理由を短く言う:「時間がありません」「予定があります」など
- 無理に「できます」と言わない:あとで問題(もんだい)になります。
まとめ:丁寧に断るための3ステップ
| ステップ | 言い方 |
|---|---|
| ① まず謝る | 「すみません」 |
| ② やわらかく断る | 「〜はちょっと…」 |
| ③ 理由を短く言う | 「用事がありますから」 |
ていねいに断ると、相手との関係(かんけい)が悪くなりません。
日本語学習者(がくしゅうしゃ)にとって、とても大事なスキルです。
ぜひ日常生活(にちじょうせいかつ)で使ってみてください!
