日本語(にほんご)で「どうして?」を説明したいとき、
「〜ので」 と 「〜から」 の2つの言い方を よく使います。
どちらも A です。だから B です。 という意味ですが、
ていねいさ や 気もちの強さが 少しちがいます。
目次
1. 「〜から」:理由をはっきり言うとき
「〜から」は、自分の気もちや理由を はっきり言いたいとき に使います。
✔ 特ちょう
- 自分の考えや気もちが 強く 伝わる
- 命令(めいれい)・禁止(きんし) と いっしょに使える
- 友だち同士の会話で よく使う
✔ 例
- 「あぶない から、やめて。」(命令)
- 「あしたは やすみ だから、えいがを 見にいこう。」(さそい)
2. 「〜ので」:ていねいに説明したいとき
「〜ので」は、理由を ていねいに、やわらかく説明する言い方です。
✔ 特ちょう
- 「〜から」より ていねい
- 相手にくわしく事情(じじょう)を説明したいときに使う
- 命令・禁止の文では使えない
- 目上(めうえ)の人や 初めて会う人に やさしい印象になる
✔ 例
- 「ねつが ある ので、やすみます。」
- 「このパソコンは べんり なので、よく つかいます。」
✔ 名詞・な形ようしのときは「〜な ので」
- × びょうき ので →
- ✔ びょうき な ので
3. やさしい日本語では、文を分けるともっと分かりやすい
「〜ので」「〜から」を使うと、文が長くなり、
日本語に慣れていない人にはむずかしく感じることがあります。
やさしい日本語では、文を2つに分けると とても分かりやすくなります。
✔ 長い文(わかりにくい)
「明日は そうじが ある ので、午前8時に じむしょに 来てください。」
✔ やさしい文(分かりやすい)
「明日は そうじを します。
(だから) 午前8時に じむしょに 来てください。」
4. つかい分けのまとめ
| 表現 | 使うとき | 例 |
|---|---|---|
| 〜から | 気もちが強い/命令・さそい と一緒にOK | あぶない から、さわらないで。 |
| 〜ので | ていねいに事情を言う/目上の人向け | でんしゃが おくれた ので、ちこくしました。 |
| 文を分ける(だから〜) | とてもわかりやすい | でんしゃが おくれました。だから、ちこくしました。 |
日本語学習者へのアドバイス
- 会話では「〜から」を使う場面が多いです
- ビジネスやフォーマルなら「〜ので」がやさしい印象
- むずかしいときは文をわけて「だから」を使うと安全
