外国人(がいこくじん)スタッフと いっしょに 働(はたら)く とき、
日本語の 小(ちい)さな ミスで、誤解(ごかい)が 生(う)まれる ことが あります。
目次
1. 「に」と「で」の まちがい(場所の 言い方)
「に」と「で」は、とても まちがえやすい 助詞(じょし)です。
よくある ミス
- × ここに ごはんを 食(た)べます
- × 会議室で 田中(たなか)さんが います
正しい 日本語
- ○ ここで ごはんを 食べます
- ○ 会議室に 田中さんが います
ポイント
- 「~で」:そこで 何かを する とき
(食べる・働く・話す など) - 「~に」:人や 物が いる・ある とき
2. 「開く/開ける」などの まちがい
日本語には、人が する 動作と、自然に そうなる 状態の 言葉が あります。
よくある ミス
- × 電気が つけました
- × ドアを 開(あ)きました
正しい 日本語
- ○ 電気が つきました
- ○ ドアを 開けました
ポイント
- 人が する →「を」+動詞
例:ドアを 開けます - 状態を 言う →「が」+動詞
例:ドアが 開いています
3. お願いの 言い方が つよく 聞こえる
短い 日本語は、命令(めいれい)に 聞こえる ことが あります。
よくある ミス
- × これ、貸(か)して
- × ここに 名前 書いて
正しい 日本語
- ○ これ、貸して ください
- ○ すみません、ここに 名前を 書いて ください
ポイント
仕事では、
「~てください」「~てもらえますか」を 使うと、やさしい 印象(いんしょう)に なります。
4. 敬語を 使いすぎる・まちがえる
ていねいに 話そうとして、まちがえる ことが あります。
よくある ミス
- × ご水を 飲みますか
- × 店長が 申(もう)しました
正しい 日本語
- ○ 水を 飲みますか
- ○ 店長が 言いました
- ○ 店長が おっしゃいました
ポイント
敬語は 日本人でも 難しいです。
まずは「です・ます」を 正しく 使えば 大丈夫です。
5. わからなくても「はい」と 言ってしまう
わからない ときでも、「はい」と 言ってしまう ことが あります。
よくある 場面
- 日本人:この 書類(しょるい)を コピーして、3時までに 持ってきて ください
- 外国人:はい、わかりました
(でも、内容が わかっていない)
ポイント
- わからない ときは
「すみません、もう一度 お願いします」
「少し ゆっくり 話して ください」
と 言って だいじょうぶです。
6. 「むずかしい」は できない 意味の ことも ある
日本語の「むずかしいです」は、
「できません」の 意味の ことが あります。
まちがいが 起きる 例
- 日本人:その日は ちょっと むずかしいです
- 外国人:わかりました。がんばって ください
(本当は 断(こと)られている)
ポイント
仕事では、
できない ときは
「できません」と はっきり 言うほうが 親切です。
まとめ
外国人スタッフの 日本語ミスは、
言葉が わからないのではなく、
日本語の 使い方が むずかしいことが 原因です。
- まちがえても だいじょうぶ
- わからない ときは 聞く
- やさしい 日本語で はっきり 言う
これが、いっしょに 気持ちよく 働く ポイントです。
