日本語では、2つのものをくらべるときに
「〜より」 と 「〜の ほうが」 を使います。
これらを正しく使うと、自分の好み(すき/きらい) や
ちがいの説明 が上手になります。
目次
1. 「A は B より 〜です」
A と B をくらべて、A のほうが上(うえ)のとき
この文では、B を基準(きじゅん) にして A のほうが
「もっと〜だ」と言いたいときに使います。
■ 例文
- このまちは、東京(とうきょう)より すきです。
→ 東京とくらべて、このまちのほうがすき。 - マリアさんは、わたしより かみが 長いです。
→ わたしとくらべると、マリアさんのほうが長い。 - 新幹線(しんかんせん)は、電車(でんしゃ)より はやいです。
2. 「A より、B の ほうが 〜です」
A と B をくらべて、「B のほうが上」と強く言いたいとき
ここでは、「より」と「のほうが」をセット で使います。
■ 例文
- わたしは、冬(ふゆ)より、夏(なつ)の ほうが すきです。
- 黒(くろ)い くつより、赤(あか)い くつの ほうが おおきいです。
3. 質問(しつもん)してくらべる
どちらがいいか聞くときは、
「どっち」(カジュアル)
「どちら」(ていねい)
を使います。
■ 質問
- すし と てんぷら、どっちが いいですか?
- コーヒー と こうちゃ、どちらが すきですか?
■ 答え
えらんだほうに 「〜の ほうが」 をつけて言います。
- てんぷらの ほうが いいです。
- コーヒーの ほうが すきです。
- どっちでも いいですよ。
やさしい日本語のポイント
✔ 「〜より」の前にくることば
→ えらばないほう
✔ 「〜のほうが」の前にくることば
→ えらぶほう
✔ 文は短くすると分かりやすい
むずかしい文より、
「冬より、夏のほうがすきです。」
のように短く言うと伝わりやすいです。
まとめ
| 表現 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| A は B より〜 | B とくらべて A のほうが上 | いぬは ねこより すきです |
| A より B のほうが〜 | Aとくらべて B のほうが上(強くいう) | ねこより いぬのほうが すきです |
| どっち/どちら | どちらが上か聞く | どちらが いいですか? |
