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【在留資格「特定技能(ビルクリーニング)」】完全ガイド

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日本の人手不足(ひとでぶそく)を解決するため、専門スキルをもった外国人をやといたいとお考えの会社の皆様へ。そして、日本のビルクリーニングの仕事がしたいと考えている外国人の皆様へ。

この在留資格(ビザ)「特定技能」について、むずかしいと感じていませんか?

この記事を読めば、特定技能「ビルクリーニング」がどんな仕事なのか、どうすればなれるのか、もらえる給料や採用ルールまで、すべてがわかります。特定技能は、専門のスキルがある外国人が日本で長く安定して働くための大切なビザです。

この記事を読んで、日本で働くゆめをかなえるための第一歩にしてください。


目次

Q1 特定技能「ビルクリーニング」とはなんですか

特定技能「ビルクリーニング」は、日本のビルやさまざまな施設をきれいに保つ仕事をするための在留資格(ビザ)の一つです。

制度ができた理由

日本のオフィスビル、商業施設、ホテルなどでは、働くひとがたりない「人手不足(ひとでぶそく)」がしんこくです。この問題を解決するため、専門(せんもん)的な知識やスキルをもった外国人に、日本の清掃(せいそう)現場で、すぐに力になるひととして活躍してもらう目的で、特定技能制度が作られました。

働く期間

ビルクリーニング分野の特定技能は「特定技能1号」という種類です。このビザで、全部で最大5年間、日本で働くことができます。

特定技能でできること

特定技能「ビルクリーニング」の仕事は、建物のなかの清掃(そうじ)が中心です。たんにごみを拾うだけでなく、専門の道具や機械(きかい)を使って、建物をきれいで安全な状態に保つことが仕事です。

仕事の種類くわしい内容
日常清掃部屋、廊下(ろうか)、階段など、ひとがよく使う場所を毎日きれいにします。
定期清掃専用の機械で床をあらったり、ワックスを塗ったりします。カーペットを洗うこと(洗浄)も含まれます。
トイレ・洗面所清掃トイレや手洗い場を清掃し、トイレットペーパーなどをたします。
ガラス清掃建物の中から行う、窓ガラスの清掃をします。
ごみの処理建物のなかのゴミを集めて、ルールにしたがって分別(ぶんべつ)します。

【大切な注意点】

特定技能「ビルクリーニング」では、個人の家を掃除する「ハウスクリーニング」や、ビルの外の壁など外部の清掃を行うことはできません。


Q2 どんな道具や場所で働きますか

ビルクリーニングの仕事をする場所は、たくさんのひとが使う大きな建物が中心です。

そうじをする場所の例

  • オフィスビルや商業施設:オフィスやデパート、ショッピングモールの廊下、トイレ、エレベーター、入口(エントランス)など。
  • ホテルや空港:ロビーやレストラン、みんなで使う場所(共用部分)など、衛生的(えいせいてき)に特に気をつけながら作業します。

このほかに、病院、学校、駅などが仕事の現場になります。

つかう主な道具や機械

プロとして働くためには、場所や汚れの種類にあわせて、さまざまな専門の道具や機械を正しく使う必要があります。

種類どんなときに使うか
手で使う道具モップ、ぞうきん、スクイージー床や窓ガラス、手すりなどをふいてきれいにします。
機械掃除機(しんくうそうじき)カーペットや床にある、ほこりや小さいゴミを吸い取ります。
機械ポリッシャー床をみがいたり、ワックスを塗ったりしてピカピカにします。
機械高圧洗浄機(こうあつせんじょうき)強い水圧で、とてもしつこい汚れを洗い流します。

Q3 特定技能になるための条件(試験と免除)

特定技能「ビルクリーニング」の在留資格をもらうためには、「専門的なスキル」と「日本語の力」の2つの力を証明しなければなりません。

1. 技能試験に合格すること

ビルクリーニングの仕事に必要な知識と技術をもっていることを証明する試験です。

  • 試験名:「ビルクリーニング分野特定技能1号評価試験」
  • 内容:知識を問う「学科試験」と、実際に清掃ができるかを見る「実技試験」の両方に合格が必要です。正しい清掃方法や道具の安全な使い方などがチェックされます。

2. 日本語の試験に合格すること

仕事や生活で困らないレベルの日本語能力を証明するため、つぎの2つの試験のうち、どちらか1つに合格する必要があります。

試験の名前求められるレベル試験の主な特徴
国際交流基金日本語基礎テスト(JFT-Basic)A2レベル以上コンピューターを使って受ける試験で、すぐに結果がわかります。
日本語能力試験(JLPT)N4レベル以上世界中で行われる日本語テストで、N4は「基本の日本語が理解できる」レベルです。

技能試験・日本語試験の免除(めんじょ)

すでに日本で「技能実習」という制度を使ってビルクリーニングの仕事をしていたひと(技能実習2号をよい成績で終えたひと)は、技能試験と日本語試験の両方が免除されます。


Q4 特定技能「ビルクリーニング」の給料はどのくらい?

日本で働くうえで、給料のルールはとても大切です。

最も大切なルール:日本人と同等かそれ以上

特定技能のビザで働く外国人の給料は、法律で「同じ仕事をしている日本人と、同じかそれ以上の給料を払わなければならない」というルールが決められています。

外国人だからという理由で、給料が安くなることはありません。

このルールは、国が外国人のみなさんを守ってくれているということです。

給料の平均的な金額

給料の金額は、働く地域や会社の大きさ、あなたの経験によって変わります。

地域月給の目安(税金などが引かれる前)
東京・神奈川・埼玉など(首都圏)やく20万円~26万円
大阪・京都・兵庫など(関西圏)やく19万円~25万円
その他の主要都市・地域やく17万円~22万円

この金額は、税金や社会保険料(健康保険や年金など)が引かれる前の「額面(がくめん)」です。

会社によっては、ボーナスや家賃の手当(家賃の一部を払ってくれる手当)が出ることがあります。


Q5 企業が特定技能「ビルクリーニング」の外国人をやとうには

ひとがたりないのに悩む会社が特定技能の外国人を受け入れるためには、いくつかの特別な条件を満たす必要があります。

受け入れ企業の条件

  • 業界の登録:会社が「建築物清掃業」または「建築物環境衛生総合管理業」として、都道府県知事に登録していることがかならず必要です。
  • 法律を守ること:労働や社会保険、税金に関する法律をきちんと守っていること。
  • 給料の公平性:外国人の給料を日本人と同じかそれ以上にすること。

外国人をサポートする義務(支援計画)

会社は、外国人が安心して仕事や生活ができるように、「1号特定技能外国人支援計画」という計画書を作り、実行しなければなりません。

  • 生活サポート:住む場所探し、銀行口座の開設、役所での手続きなどを手伝います。
  • 事前ガイダンス:日本に来る前に、仕事の内容や日本のルールについて、外国人がわかる言葉で説明します。
  • 日本語学習の提供:日本語を勉強する機会や、教材を提供します。

やとうまでの基本的な流れ

海外にいるひとを新しく呼ぶ場合も、すでに日本にいるひとをやとう場合も、以下のステップが必要です。

  1. ひとを探し、契約を結ぶ:技能試験・日本語試験の合格者を探し、雇用契約(給料などを決める契約)を結びます。
  2. 支援計画の作成:外国人をサポートするための支援計画を作ります。(専門の会社である「登録支援機関」にすべてお願いすることも可能です。)
  3. 在留資格の申請:出入国在留管理庁(にゅうかん)に、必要な書類をそろえてビザの申請をします。
  4. 仕事の開始:入管からの許可が出た後、仕事をはじめます。

まとめ

この記事では、特定技能「ビルクリーニング」について、仕事の内容や試験、給料のルールなどを説明しました。

特定技能「ビルクリーニング」は、日本の建物を専門の技術できれいにする、やりがいのある仕事です。

この仕事をするには、「技能試験」と「日本語の試験(N4以上)」の両方に合格する必要があります。(技能実習を終えたひとは免除されます。)

給料は、同じ仕事をする日本人と同じかそれよりも高いことが法律で守られています。

日本のきれいな環境を支える、大切な仕事に興味があるひとは、ぜひ試験にチャレンジしてみてください。

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この記事を書いた人

外国人のみなさんが、安心して日本で働けるように情報を発信しています。外国人の仕事さがしをサポートしていますので、お気軽に転職相談してください。

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